医師の生涯学習をサポートする

株式会社ケアネット

大野社長

代表取締役社長 大野元泰

ビジョン 誇らしいニッポンの医療を次の世代へ
目標 医療情報の共有により、患者さんがより質の高い医療を受けられる社会の実現
事業内容

製薬企業向けの医薬営業支援サービス
マーケティング調査サービス
医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス

所在地 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
資本金 6億2329万5千円
株式公開 東証マザーズ
URL http://www.carenet.co.jp/
自社の強み

医師パネル12万人を有し、医師に対して実践的で役立つ厳選情報を提供することをビジネスの基本とし、また、製薬企業に対して、医薬品の営業・マーケティング活動を支援するサービスを提供している

~誇らしいニッポンの医療を次の世代へ~

株式会社ケアネット
代表取締役社長 大野元泰

Interview

- 起業の経緯を教えてください

この会社をつくる前は、2年ほど病院の経営者をやっていました。医療界にいると、今後医療界がどのように変化するのかがよくわかります。病院経営を通じて、現在医療界で求められていることを提供したいと思ったのがきっかけでした。

医療従事者の一人ひとりはプロフェッショナルではあるのですが、1万の病院と10万の診療所、5万の薬局は、すべて分散してしまっています。それぞれの施設で物事が完結してしまっているため、個々で情報がストップしてしまっています。プロフェッショナル同士が、円滑なコミュニケーションをとれるようになったら、医療業界の発展に寄与できると考え、当社を設立しました。

- 御社の社員の将来性について教えてください

それぞれの部門はスペシャリストがいて成り立っています。

部門は大きく分けて3つあり、

1つ目が「営業・マネジメント職」

2つ目が「医療専門職」

3つ目が「IT専門職」です。

入社した人には、各部署の専門家になってもらいます。

社員を育成するためには、部門長はもちろん、チーム一丸となって育成に力を注がなければ人は育たないと考えています。先輩社員による教育を通じて一人ひとりがプロフェッショナル・スペシャリストになってもらいます。

- 今後のビジョンについて教えてください

一貫して取り組んでいることは、臨床医学です。今日の診療に役立つ医学、スキル、コツ、生の現場で役立つ情報をメディアで発信しています。現在では述べ12万人の医師会員、薬剤師さんなども含めると20万人の医療従事者の会員さんに情報を届けています。

時代と共にテクノロジーが進歩すると、人のコミュニケーションの在り方もその都度変わっていきます。企業は時代の流れに沿った形で情報を発信していかなければならないと考えています。そのためにも、コンテンツの作成と、ITの仕掛けを構築し、先生たちに実際の現場で役立つ形で情報を発信していく必要があります。

医療現場の情報共有は大きな効果をもたらします。例えば、異なる施設にいる1000人の先生が、異なる施設の1000人の患者に新薬を投与したとします。その患者の時は、どうにか副作用が起きずに済んで、ホッとしたとしても、やはり2人目の患者に新薬をまた投与する時は同じような不安に苛まれます。しかし、全体で情報を共有していれば、2人目の投与の時、すでに1000人分のデータがありますから安心して医療に従事できます。

ネットワークを介して経験の共有の場があれば、医療界を発展できるだけではなく、安心して現場で医療に従事できるようになります。このようなサービスモデルをより多く医療に携わる人へ発信することが私たちの目指すべき場所です。

- 学生に向けて一言、メッセージをお願いします

一人ひとり、様々な自分の課題があると思います。私が伝えたいことは、自分の課題に対してどう向き合い、取り組んでいくのかが重要であるということです。

私はとにかく若いうちに度胸をつけることが大事だと考えていました。

そのため、度胸をつけるために必要だと思ったことは何でも率先して取り組みました。周囲で事件や変化が起きて迷ったときには、必ず度胸をつけるためにどの行動がベストかを考え、最も自分に必要な行動をとっていました。

 

医療に関わる事業は、衛星放送事業のため、放送免許をとるために20億円を用意しなければならないというところがスタートラインでした。資本金1000万程度では、全く国は相手にしてくれません。まず出資者を自分で探し出す必要がありましたし、そのために事実上全てのことを自分で舵をとっていかなければなりませんでした。若い時は借金王で、毎回年棒の数倍の借金をしていました。毎月のように借金取りが給料日に取り立てに来ていましたね。ほとんど全てのサラ金さんと知り合いだったと思います(笑)

多額の借金をすると、「どうやって返せばいいのだ」という思考になるのが通常です。しかし、そこまでいったら真面目にサラリーマンをやっていてはダメ。どこかでドカンと稼がないといけないというように、腹をくくる、前向き、上向きの発想になってきます。

このような状況下においても、自分がとった行動というのは、自然と全て自分にとって必要な行動となっていました。様々な選択があったと思いますが、基本的には全て自分にとって必要な選択をしてきました。そっちの方が面白いですしね。

就職活動で言いますと、その時立派な企業に入ってしまうと、将来ダメで面白くない人になってしまった傾向があります。逆に、その時の企業規模は小さくとも、どこか楽しそうな企業に入った人は、今もキラキラとしています。大手思考に凝り固まらず、人間的な魅力を向上させるためには、今後どのように過ごしていくべきなのかを、ぜひこの機会に考えてみてください。

 

Album

九段下受付1

掲載企業